ブランドスタート時から販売を続けているstandard jeans。
今も変わらずビンテージの力織機で織られたセルビッチデニム生地を使用して、岡山県児島にある縫製工場で職人の方々が丹精込めて生産してくださっています。
ジーンズの最大の魅力は色落ちの経年変化。
そこで2016年の冬から約7年間履き続けた私物のstandard jeansの経年変化を紹介します。
まず初めに新品時の写真を
ここからスタートしました。
仕上げの加工はワンウォッシュのみなのでしっかりとした濃紺のインディゴブルー
そこから穿きこむこと7年
同じJEANSには思えないほど、色の経年変化が見て取れます。
ビンテージジーンズさながらの、美しい縦落ち(自画自賛)
ロープ染色特有のインディゴブルーのグラデーションはとても鮮やかです。
仕事柄膝をつく事が多いので、特に膝下の色が抜けました。
「ヒゲ」のUPです。
ヒゲはJEANSの顔と呼ばれるほど、色落ちのメインどころ。
ややゆったりと履いていたので細かくはありませんが、しっかりとヒゲが出来ています。
ヒゲがある事でJEANSに立体感が生まれて、表情が出ます。
続いて裾です。
捻じれた「あたり」がいい感じ。さすがユニオンスペシャル。
そして後ろ側です。
膝後ろの「ハチノス」も出ていますが、タイトシルエットではないので、そこまでくっきりとは出ていません。
ハチノスもお尻の部分も自然な色落ちになっています。
味の出たピスネームからも時の流れを感じます。
インディゴの色をKEEPする為に洗濯をしないという考えもありますが、私はJEANSを極力清潔な状態を保ちたいので、2〜3回履いたら洗濯をしています。
汗をかいた日には1回の着用で洗ってしまいます。
洗濯の際に気にしている事は、洗剤は蛍光剤が入っていない洗剤を選び、裏返して洗って干す事。
それ以外は特に気にせずに履いて洗ってを繰り返しています。
元々は作業着として生まれたJEANS。デイリーに履いてこそ、だと思います。
最近はstandard jeansの販売開始から時が経った事で、リペアに持ってこられる方が増えてきました。
きれいに色落ちしているJEANSを見て、暮らしの中でmiddleのJEANSを穿いてくださっているんだなと感じ、とても嬉しくなります。
JEANSはリペアを繰り返して長く穿くことができます。
私のstandard jeans もまだまだ長い付き合いになることと思います。