裸のクリスマスツリー

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もうすぐクリスマス。

寒いのはとても苦手な私ですが、この時期だけは頬にあたる冷たい風がやけに嬉しく、当日はホワイトクリスマスにならないものかと願ったり、自然と浮き足立ってしまいます。

待ち焦がれている季節がゆえ、イルミネーションが灯され、街中にクリスマスソングが流れ、コーヒー屋さんのカップがクリスマス限定のデザインに変わったりすることに、とても敏感。

独身の頃には、当時付き合っていた彼(現在の夫)と、今年はどこへご飯を食べに行くかケーキはどのお店のを予約しようか、そして日々の会話の中で相手が欲しいものを探ったりしたものです。

結婚しお財布が一緒になってからは、プレゼントも以前ほどは豪華でなくなり子供が産まれてからはなおさら外食へも行くことはなくなりました。

クリスマスは恋人のものだなぁと思ってしまい、一年で一番このウキウキする季節に、ここ数年はなんだかちょっと寂しい気持ちになったものです。

そうは言っても、嬉しいクリスマス。準備は毎年早めに行います。

クリスマスツリーも11月から飾りました。

昨年はまだ赤ちゃんで、クリスマスがなんのことか分からなかった娘も今年はもう少し一緒に楽しめるかな〜なんて思いながら。

さぞ喜ぶだろうと思って早くから飾ったのですが、2歳を甘く見ていました。。(笑)

クリスマスツリーを愛でるよりも、彼女にはオーナメントを全て外すという遊び方の方が楽しかったようです!

手の届かないところに飾るスペースに余裕もなく、結局はオーナメントを全て取り外して裸のクリスマスツリーがわが家には飾られています。

今年はこのままのツリーで終わりそうです。

クリスマスイヴは日曜日。

きっと皆さんもあたたかい1日を過ごされることでしょう。

わが家はまだ娘も小さいので、ピシッとオシャレをして行くようなディナーはまだまだおあずけ。ささやかながらホームパーティを行う予定です。今は、どんな料理を並べようかと、頭の中であれやこれやと妄想中です。

キラキラと輝くようなクリスマスではなくなりましたが、娘の喜ぶ姿を想像してプレゼントを買い、家族の喜ぶメニューを考えて、オーナメントを外されたツリーを見て笑うことは、あの頃とは違った家族が出来た今だからこそ、味わえるしあわせなんだと思うのでした。

mizuho