我が家では毎晩、夜ご飯を食べて後片付けまで終えたら私と妻の二人で夜におやつをいただくお茶タイムがあります。
最近は北海道で大量に買ってきた六花亭やセイコーマートのお菓子とお茶で至福のひとときを過ごしています。
一日仕事や家事をやり切って、ようやく座って一息つく事ができる癒しの瞬間です。
ただ、
その時には決まって「パパ遊ぼう!」と息子からのお誘いが入ります。
そしていつも「今からお茶をするから、ちょっと待ってて。」
と答えます。
しかしそう言った1分後くらいには
「まだー?」
「もう飲み終わった?」
とまったくもって待ってくれません。
結局急いでお菓子を頬張りお茶を飲みほし、一緒に遊びます。
夜のお茶タイム以外にもこのような事は頻繁にあります。
日用品の買い物や移動時間など、自分の好きなことや興味があること以外は全然待ってくれません。
フランスの哲学者であるジャネは、年齢が低いほど1年の占める割合が大きいため、子供は時間を長く感じやすいと提唱しました。
実際の流れている時間と心理的な時間は年齢に対して反比例しているそうです。
その法則の通り、単純に私と息子の年齢で比較して計算してみると、息子は私の5.7倍の長さに時間を感じているようです。
つまり1分後に「まだー?」と声をかけられたその時には、息子は約6分待っている感覚になるようです。
確かにじっと待っている6分は長い。
そう考えると待ちきれないのも納得できます。
自分も子供の頃は時間が長く感じていて、小学生の頃は夏休みが永遠に続くような感覚がありました。
今と同じ時間を過ごしているはずなのに、感じ方が全然違います。
心理的時間で換算すると夏休みの1ヶ月は今の感覚でいう半年くらいあったということなのだから、それは長い長い休みだったんだなと思います。
ただ、子供の頃でも時間が早く感じる瞬間はありました。
友達と遊んでいる時間や、1日のゲームをする時間に制限があったので夢中でゲームをしている時間は、もう終わっちゃうの?と思っていました。
つまり、時間の感じ方は年齢だけではなく、「その時間をどう過ごしているか」が大きく関係していると思います。
自分の意思で動く時間は早く感じて、やらされていることや、ただ待っている時間は長く感じます。
子供の頃は誕生日やクリスマスもなかなか来なかった記憶があります。
時間そのものは変わっていないのに、自分の意識によって時間の長さが変わるという人間の心理。
息子が「遊ぼう!」と誘っているのに「ちょっと待ってて!」と言われた時の待ち時間たるや、とてつもなく時間が長く感じるという事なのでしょう。
それでも一日頑張った夜に、お茶を飲むひと時くらいはゆっくりしたいなぁと思う次第です。
いや、誘ってくれているうちが花なんだろうか。
そんなことを思った夜のお茶タイムでした。
Kenta