6月28日

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娘は今年小学5年生になった。

ついこの前小学校に入学した気がするのに、もう高学年。

身長も急に伸びて、もう少しで妻を追い抜きそうだ。

「親と密に一緒に過ごしてくれるのは小学生まで」

子育ての先輩たちから、よく聞いてた言葉だ。

自分がそうだったように、高学年くらいから世界が少しずつ広がっていき友達との時間が増え、中学生になると部活が始まり、どんどん親と過ごす時間が短くなっていく。

自分の考えや価値観がはっきりと形になっていく。

人生でもっとも濃厚な時期。

ここまで成長した事は喜ばしいことなのだけれど、本音を言うと寂しい気持ちもある。

最近、そんなことをよく考える。

5年生は一泊二日の宿泊研修があり、丁寧にまとめられた娘の手荷物を見てそう感じた。

毎日当たり前のように過ごしているけれど、密に一緒に過ごせる残りの時間はどんどん減っていっている。

先日娘と二人で庭で育てていた玉ねぎを収穫して、保存のためにその玉ねぎを紐で結んで軒先に吊るした。

娘が進んでお手伝いをしてくれた。

日差しが強く汗だくになりながら、おしゃべりをしながらの作業はとても楽しい時間だった。

まだ娘はちゃんと目を見て会話をしてくれる。

洗濯物が一緒でも何も言わない。

公園や庭で一緒に遊んでくれる。

買い物にも一緒に行ってくれる。

夜寝る前に歯磨きの仕上げも私がしている。

私が作ったご飯を無邪気に「美味しい」と言ってくれることが心から嬉しい。

この何気ない日常こそ、後から振り返ると幸せな時間になるのだろうと思う。

「子どもが成長すること」が子育ての目的ではあるが、成長してほしい気持ちと「このままでいてほしい」という気持ちがある。

それでも時間は止まらないし、子供は成長する。

何よりも喜ばしいことだ。

今までの娘との思い出を振り返ると、もう戻らないその時を本当に愛おしく思う。

妻のお腹に赤ちゃんがいる事がわかったあの日から今日まで、毎日がかけがえのない日々だ。

赤ちゃんの頃に抱っこして寝かしつけていたことや、保育園時代に一緒におままごとをしていたこと、一緒に過ごした日々がとても幸せだったと感じる。

去年娘が10歳になって「ガラスの十代」に入り、少しずつ接し方や距離感が変わってきている。

もう以前のようにはできない事が増え、接し方にも気を使う部分が増えてきた。

今まで苦手だった事をみずから乗り越えたり、自分で物事を考えて決断し行動することが増えたりと、成長を感じる事も増えた。

高学年ともなれば学校でもいろいろあるのだろう。本心が見えずに心を揉む事もある。

思春期特有のイライラをぶつけてきて、それに真っ向から言い返して正面衝突をする事もある。

心から愛していて大切に思っているからこそ、間違いを受け流す事ができず、きつく叱ったり、正論をぶつけてしまう事もある。

言い合った後は後悔もするし、体力も使う。

子育てにおいても本当に不器用だけど、真剣に向き合って本気で対峙している。

寄り添ってあげなければいけないのはわかっていても、できない自分の未熟さも同時に痛感する。

それでも娘が大人になった時に後悔がないよう今一緒にできる事をやって、教えてあげられる事は全部教えて、そして全力で愛を注いでおきたい。

まだまだ親離れ子離れまでは先は長いと思うが、あっという間に来るのだろう。

流れていく日々を大切に、今という時を後悔がないように。

いつも頑張り屋さんでしっかり者のあなたへ

お誕生日おめでとう!

今までもこれからもずっとずっと愛しています。

これからも好きと楽しいを見つけて、自分の道をまっすぐに突き進んでください。

あなたがいてくれて父は本当に幸せです。心からありがとう。

2026.6.28

kenta