ラジオと私

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4月になり、新年度の始まり。

真新しい始まりの季節なのに、なんだかボーッとしてしまうのは花粉のせいで鼻が詰まっているからか、見上げた桜が綺麗だからか。

そのせいもあるけれど、毎週楽しみにしていて私の人生の支えとなっていた大好きなラジオが終わってしまったからに違いない。

つい2日前に最終回を迎えたラジオを聴き終わってから、とにかくボーっとしてしまう。

正直言って最終回の放送は本当にもう素晴らしくて、これで終わりなんだという万感のこれ以上ないという放送だったので、長年リスナーであった私も思い残すことはないなと感じた。

なのに、時間が立つほどにぽっかりと心に穴が空いた感じがする。

私はそのラジオで”ものづくり”に対してのこだわりの話を聴く事が大好きだった。

そして、自分が今やっていることに置き換えたらこうかなとか、月とすっぽんほどの差はあれど、わかるわかる〜と勝手に共感したりして。

そして仕事で辛くしんどい時にはいつもどんな時も指針にして、「うまくいかない沼」から這い上がるきっかけをもらっていた。

最近では動画のメディアが山のようにたくさんあるけれど、映像のない言葉だけが流れてくるラジオは、言葉がすっと自分の胸に直接届いてきて、このラジオを聴く時間は余計な事を見ず考えずすごく心地の良い時間だった。

ラジオで聴く”生きた言葉たち”は仕事だけでなく、いつしか私の人生の支えにもなっていた。

リスナーさん達の温かい空気感も大好きだったのだ。

その時間からの卒業である。

卒業の余韻を残し、やっぱり寂しさでぼーっとしてしまう。

いつまでも当たり前に同じものが続くとは限らない。わかっちゃいるけど・・・

そのことも改めて受け入れることとなった、春。

さて、来週からの私はどうしていこう、という落ち込んだ話ではない。

今までもらった言葉を胸にストックして、自分の生きる道を進んでいくのみである。そして当たり前にあるこの日常は、実は当たり前でない事をしっかり胸に留めておきたい。

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