桜咲く

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こんにちは。今日から4月ですね。

4月1日は入社式という方も多いのではないでしょうか。

新入社員の皆さまおめでとうございます。

新しい環境で期待と不安に包まれたお気持ちでしょうか。

今から20年前、当時私は服飾専門学校を卒業後、新卒で大好きだったアパレルブランドに入社しました。

社会人になり完全に自立した(そう思い込んでいた)こと、憧れていたブランドの一員になれた嬉しさが大きかった事を覚えています。

入社式は4月1日でした。

同期は新卒採用と中途採用も含めて7人だったと思います。

その何日か前に同期全員が入社式の会場に集められて、式の流れを確認する予行練習と当日の衣装のチェックがありました。

当日着用する衣装を実際に持参して、人事担当の方にチェックしてもらうのです。

アパレルメーカーならではですね。

私は成人式でも着用した一張羅のポールスミスのスーツを着ることにしました。

ジャケットは少しゆとりのあるボックス型のシルエットで、パンツはやや太め。

色は濃紺(いやブラックだったか??)のとてもシンプルなウールのトロピカルだったと思います。

そこにおじいちゃんの形見のネクタイを締めました。

ネイビーにホワイトの小さなドット柄で、今でもおばあちゃんの家の仏壇の置いてある部屋に飾ってあるおじいちゃんの遺影が締めているネクタイです。

人事の方による事前の衣装チェックで私は問題なく一発OKをいただきました。

エクセレント!というお言葉をいただいた事を覚えています。

しかし!!思いもよらず髪型について指示が入りました。

「新入社員は長髪のメンズが多いから、バランスをとる為に入社式当日は坊主頭にしてください。」

その時は髪を染めてワックスで整えて髪型もオシャレを楽しんでいた私は

「えーーー!! 坊主ーー!!」

と思いましたが、何人かいる新入社員の中から自分を選んでくれたという嬉しさもあり受け入れることにしました。

今ではありえない話だと思いますが、それも時代ですね。

ただ元来へそまがりな私は、言われたまま坊主にするだけでは自分の個性が出せないとなぜか小さな反抗を思いつき、丸刈りではなく角刈りにすることにしました。

美容室で角刈り風ではなく、床屋さんでしっかり角刈りにしてもらいました。

ややゆとりのあるスーツに角刈りがバッチリとはまり、任侠昭和スタイルで入社式に出席しました。

在籍している全社員が出席するアットホームな入社式だったので、130人ほどの先輩社員に見守られて式は終始和やかな雰囲気で終わりました。

そして見た目のインパクトの甲斐あって先輩社員に自分の事を覚えてもらう事ができて角刈りは大成功でした。

しかし入社式が終わってから所属先の上司から「強面見えるから角を落としてこい」と言われ、結局その日の夜には丸刈りになりました。

たくさんの先輩に可愛がってもらった入社式のよい思い出です。

あれから20年。そんなこんなで今お店の前の桜は満開です!

今日は雨ですが、雨に濡れる桜もまたよき。

ぜひお花見がてら遊びに来てください☺️

今月も皆さまのご来店を心よりお待ちしております!

Kenta