2018年4月1日に第2回目が開催された“THINNING”。楽しいMARKETを通して、山の問題を発信する目的を持ったイベントです。
多くの方々に山の問題を知ってもらう為、そのコンセプトに共感した出店者が集まりました。
自分たちの暮らす国で起きている問題について多くの方に知ってもらいたいと思い、第一回目から参加させていただきました。
そしてその時から来場された方に楽しんでもらえるように商品を販売するだけではなく、もっと私たちが力になれる事はないのだろうか?間伐材を利用して何か作れるものはないのだろうか?と想い続けていました。
山を守る為に私たちの暮らしを守る為に、日本の山の木を利用し流通させる事が必要なのです。
木工の知識もなく、技術もない私たちが出来る事を精一杯考えました。
せっかく作るのなら、魅力的で惹かれるようなものを。
木のぬくもりが感じられる、毎日手に触れるもの。
そしてそれを使い見たとき、自分たちの近くには山があることを感じられるような、そんなものを作りたい。
夫婦で色々なアイディアを出し合い、キーホルダーへとたどり着きました。
デザインをカタチにしてもらう木工作家さんを考えた時、福岡で活躍されているnishimokkoさんが思い浮かびました。
nishimokkoさんの作品は木の温もりが感じられ、どこか優しい雰囲気が感じられるものばかり。
そのお話をnishimokkoさんに相談したところ、快く引き受けてくださいました。
そして出来上がった「Thinning key ring」
使用しているのは糸島で採れたヒノキの間伐材。
シンプルでいて、温もりが感じられる手になじむデザイン。
やさしい檜の香りが残る、手触りの良い仕上がりとなっています。
ぜひ多くの方に使ってもらいたい、そう思っています。
小さなアクションが大きな一歩に繋がっていくと信じて。
※このキーホルダーはmiddle実店舗でのみ販売しております。売上から制作費を差し引いた全額を、THINNING実行委員会に寄付いたします。